特集 日常臨床で必ず出会うリウマチ膠原病疾患―自信がもてる実践ガイド
各論 日常臨床で頻度の高い疾患
全身性強皮症の診断と治療
樋口 翔
1
,
土師 陽一郎
1
1大同病院膠原病リウマチ内科
キーワード:
全身性強皮症の病型
,
Raynaud現象
,
臓器病変の評価と治療
Keyword:
全身性強皮症の病型
,
Raynaud現象
,
臓器病変の評価と治療
pp.1311-1316
発行日 2025年11月1日
Published Date 2025/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001567
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Headline
・全身性強皮症は免疫異常,血管障害,線維化を基本病態とし,多臓器に影響を及ぼす複雑な疾患である.
・Raynaud現象を初発症状とすることが多く,早期診断には,皮膚硬化の評価や自己抗体検査に加え,爪郭毛細血管の評価が有用である.
・患者の病型と臓器病変に応じて検査や治療の介入が異なるため,的確な評価と個別化されたアプローチが重要である.

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