特集 これでわかる高齢者COPD診療
総論
全身性疾患としてのCOPD
寺本 信嗣
1,2
,
渡邉 敬康
3
,
渡邉 東
4
1志木南口クリニック
2東京医科大学八王子医療センター呼吸器内科
3順天堂大学大学院医学研究科呼吸器内科学
4渡辺医院
キーワード:
慢性閉塞性肺疾患
,
老化
,
喀痰
,
全身炎症
,
ムチン
,
スパイロメトリー
Keyword:
慢性閉塞性肺疾患
,
老化
,
喀痰
,
全身炎症
,
ムチン
,
スパイロメトリー
pp.1450-1455
発行日 2024年12月1日
Published Date 2024/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001045
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Headline
・加齢がCOPDリスク因子であり,高齢者の4人に1人はCOPD患者である.
・COPDは痰から始まるので,痰が詰まる感じが注意すべきサインである.
・症状がなくても1秒率(FEV1/FVC)が減り始めたら治療が必要である.
・禁煙しても続く全身炎症で心血管疾患が増加する.
・フレイル,サルコペニア予防にCOPD治療が必須である.
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