特集 ここが知りたいアルコール性肝疾患―お酒と肝臓の上手な付き合いかたとは?
アルコールによる肝臓ダメージを評価する
アルコール性肝障害の画像評価
鈴木 康秋
1
1名寄市立総合病院消化器内科
キーワード:
transient elastography(TE)
,
MRエラストグラフィ(MRE)
,
MRI-PDFF
,
超音波shear wave elastography(SWE)
,
超音波減衰法
Keyword:
transient elastography(TE)
,
MRエラストグラフィ(MRE)
,
MRI-PDFF
,
超音波shear wave elastography(SWE)
,
超音波減衰法
pp.1095-1099
発行日 2024年9月1日
Published Date 2024/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000943
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Headline
・アルコール性肝障害は脂肪肝から脂肪肝炎や肝線維症を経て肝硬変に至る進行性の肝疾患のため,画像検査において肝脂肪化,線維化の評価が重要となる.
・エラストグラフィ(transient elastography,MRエラストグラフィ,超音波shear wave elastography)による肝硬度測定(LSM)は,肝線維化の定量的評価に有用である.
・肝脂肪化もMRI-PDFFや超音波減衰法による定量的評価が開発され,従来のBモード超音波検査では評価困難な軽度の脂肪化も測定が可能である.
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