特集 NASH/NAFLDアップデート:患者数急増時代の実践ガイド
診断
肝臓専門施設における診断
野上 麻子
1
,
中島 淳
1
,
米田 正人
1
1横浜市立大学大学院医学研究科肝胆膵消化器病学教室
キーワード:
肝生検
,
超音波エラストグラフィ
,
超音波減衰法検査
,
MRエラストグラフィ
,
MRI-PDFF
Keyword:
肝生検
,
超音波エラストグラフィ
,
超音波減衰法検査
,
MRエラストグラフィ
,
MRI-PDFF
pp.1593-1599
発行日 2023年12月1日
Published Date 2023/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000514
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Headline
1 NAFLDにおいて,肝硬度(≒肝線維化の程度)と肝脂肪化の測定を行い,適切なフォローアップをする必要がある.
2 NITsでは,肝硬度だけでなく肝脂肪化も測定可能である.
3 侵襲的検査である肝生検は,組織学的な評価が可能であるゆえ,ほかの肝疾患の合併が疑われる場合や腫瘍生検など今後も失われることのない技術である.しかし,NITsの進歩に伴い,今後,肝硬度や肝脂肪化測定目的に行われる機会はますます減少する可能性が高い.
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