特集 日常診療で診るCKD―乗り遅れないための最新情報
進行したCKDとESKD
高齢化社会における在宅医療としての腹膜透析
伊藤 恭彦
1
1愛知医科大学腎臓・リウマチ膠原病内科
キーワード:
高齢者腹膜透析
,
訪問看護ステーション
,
assisted PD
Keyword:
高齢者腹膜透析
,
訪問看護ステーション
,
assisted PD
pp.597-601
発行日 2024年5月1日
Published Date 2024/5/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000789
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・国民の高齢化に伴い腎不全・透析患者の高齢化も著しくなってきている.厚生労働省は,医療を含め高齢者の「地域包括ケアシステム」の構築を計画している.
・“assisted PD” は,ADLが低下し自己で管理が困難な腹膜透析(PD)患者を支援するPD療法であり,身体活動度,QOL,満足度,感染予防を含めエビデンスが発信されている.
・わが国においてassisted PDが成功するためには,①多職種によるPD支援チーム体制の構築を各地域に推進すること,②教育,③様々なサポート体制の構築が重要である.
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