特集 感染症を鑑別したあとは? 非感染性腸炎を見極める!
非感染性腸炎を見極めるためのポイント
臨床検体検査から非感染性腸炎を見極める
山本 修司
1
1京都大学大学院医学研究科消化器内科学
キーワード:
炎症性腸疾患
,
treat to target
,
CRP
,
便中カルプロテクチン
,
LRG
Keyword:
炎症性腸疾患
,
treat to target
,
CRP
,
便中カルプロテクチン
,
LRG
pp.299-304
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000610
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Headline
・臨床検体検査は低侵襲で繰り返し測定することが可能で,炎症性腸疾患では病状評価,治療方針決定のために重要な役割を果たす.
・複数ある臨床検体の特徴を把握し,適切な検査を適切なタイミングで施行することが重要である.
・近年,潰瘍性大腸炎で特異的に出現する自己抗体が相次いで発見され,今後潰瘍性大腸炎の診断,治療ストラテジーが大きく変わる可能性がある.
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