特集 “IBD専門医” にきいてみよう! 潰瘍性大腸炎の外来診療
ステージ別の治療の実際
潰瘍性大腸炎における内視鏡検査・内視鏡治療
山本 修司
1
1神戸市民病院機構神戸市立西神戸医療センター消化器内科
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
Mayo Endoscopic Subscore
,
treat to target
,
サーベイランス内視鏡
,
dysplasia
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
Mayo Endoscopic Subscore
,
treat to target
,
サーベイランス内視鏡
,
dysplasia
pp.353-359
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000001702
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
Headline
・潰瘍性大腸炎(UC)の診断,病変範囲・活動性評価,UC関連腫瘍のサーベイランスにおいて大腸内視鏡検査は不可欠である.
・UC診断時や活動期UC患者に対する大腸内視鏡検査では,患者の状態に応じて全大腸観察にこだわらず,前処置なしで可能な範囲のみ愛護的に観察することも考慮する.
・長期の治療目標として内視鏡的寛解・組織学的寛解を目指すことが重要であり,寛解の判定には臨床症状やバイオマーカーなどに加えて,内視鏡的評価・組織学的評価を行うことが望ましい.
・UC関連腫瘍に対するサーベイランス内視鏡は,病変範囲,罹病期間,臨床経過,原発性硬化性胆管炎の合併,大腸癌家族歴などの危険因子に応じて検査開始時期,検査間隔を決定する.
・UC関連腫瘍の治療は大腸全摘術が基本となるが,境界明瞭なlow grade dysplasiaの場合には,high volume centerにおいて粘膜下層剝離術を含めた内視鏡治療が試みられている.

Copyright © 2026, SHINDAN TO CHIRYO SHA,Inc. all rights reserved.

