特集 感染症を鑑別したあとは? 非感染性腸炎を見極める!
非感染性腸炎を見極めるためのポイント
非感染性腸炎を見極める問診の工夫
都築 義和
1
,
今枝 博之
1
1埼玉医科大学消化管内科
キーワード:
IBD
,
CEAS
,
遺伝子関連腸炎
,
薬剤性腸炎
,
膠原病
Keyword:
IBD
,
CEAS
,
遺伝子関連腸炎
,
薬剤性腸炎
,
膠原病
pp.293-298
発行日 2024年3月1日
Published Date 2024/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000608
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Headline
・潰瘍性大腸炎では粘血便,下痢,腹痛,便意切迫が重要な症状である.Crohn病では下痢,腹痛が重要であるが肛門病変を有する場合は肛門出血・排膿などを自覚する.
・非特異性多発性小腸潰瘍症(CEAS)では貧血,低蛋白血症に伴う浮腫の有無を確認する.
・膠原病に伴う腸炎では関節痛,皮膚症状などを聴取する.
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