特集 知っておきたい肝胆道疾患診療の最近の話題
各論:非腫瘍性疾患
胆管結石,急性胆管炎
宮口 和也
1
,
水出 雅文
1
,
良沢 昭銘
1
1埼玉医科大学国際医療センター消化器内科
キーワード:
Tokyo Guidelines 2018
,
胆石性胆管炎
,
内視鏡的経乳頭的胆管ドレナージ
Keyword:
Tokyo Guidelines 2018
,
胆石性胆管炎
,
内視鏡的経乳頭的胆管ドレナージ
pp.113-117
発行日 2023年1月1日
Published Date 2023/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/dt.0000000023
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Headline
1 急性胆管炎は重症度にあわせてドレナージのタイミング判断が重要であり,Grade II,IIIでは早期のドレナージを行うことが推奨される.
2 内視鏡的経鼻胆管ドレナージと内視鏡的胆管ステント留置法は手技成功率や奏効率,偶発症発生率に差はないが,個々の症例に応じた選択が望まれる.
3 可能な限り,内視鏡的ドレナージが第一選択となるが,治療選択は施設の現状と施行する医師の技量などにより考慮すべきである.
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