特集 ここまで明らかになった小腸疾患
小腸へのアプローチ 小腸疾患を疑った場合の問診、身体診察、検査の進め方
生野 浩和
1
,
大宮 直木
1藤田医科大学 消化管内科
キーワード:
病的狭窄
,
消化管出血
,
鑑別診断
,
小腸炎
,
病歴聴取
,
理学的検査
,
診療ガイドライン
,
小腸疾患
,
小腸腫瘍
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Gastrointestinal Hemorrhage
,
Constriction, Pathologic
,
Practice Guidelines as Topic
,
Physical Examination
,
Enteritis
,
Medical History Taking
pp.27-32
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020120523
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<Headline>1 小腸疾患の診断・治療は、カプセル内視鏡とバルーン内視鏡の普及により目覚ましく発展を遂げてきた。2 2015年に日本消化器内視鏡学会より「小腸内視鏡診療ガイドライン」が作成され、小腸の各種疾患における指針が明記された。3 問診内容や症状から想定される小腸疾患につき、小腸出血、小腸狭窄、小腸腫瘍、小腸炎症性疾患などに分けて概説した。日常臨床で小腸疾患を念頭におくことが大切である。
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