原著
当院におけるプラチナ感受性再発腫瘍に対するオラパリブ投与症例の検討
都築 陽欧子
1
,
中島 亜矢子
,
松本 沙知子
,
小野 洋輔
,
滝本 可奈子
,
中谷 真紀子
,
太田 創
,
福士 義将
,
和田 真一郎
,
藤野 敬史
1手稲渓仁会病院 産婦人科
キーワード:
腫瘍再発
,
腹膜腫瘍
,
卵管腫瘍
,
卵巣腫瘍
,
CA-125抗原
,
後向き研究
,
治療成績
,
Olaparib
,
腹部CT
Keyword:
Retrospective Studies
,
Treatment Outcome
,
CA-125 Antigen
,
Peritoneal Neoplasms
,
Ovarian Neoplasms
,
Fallopian Tube Neoplasms
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Olaparib
pp.91-95
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022071441
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2018年5月~2020年12月まで当院でオラパリブを投与した再発卵巣癌・腹膜癌・卵管癌17例について、癌種、オラパリブ投与前のCT画像所見・CA125値等について、治療効果を予測する因子を後方視的に検討した。オラパリブ投与後の無増悪症例は7例、増悪症例は10例であった。無増悪症例では有意にオラパリブ投与前のCT画像による再発腫瘍個数が少なく、オラパリブ投与前のCA125値が低い結果であった。
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