特集 変わる婦人科がん薬物治療-免疫チェックポイント阻害薬・PARP阻害薬を中心に-
分子標的治療薬の位置づけ 卵巣がん再発治療
松永 竜也
1
,
宮城 悦子
1労働者健康安全機構横浜労災病院 産婦人科
キーワード:
危険因子
,
腫瘍再発
,
卵巣腫瘍
,
臨床試験
,
白金化合物
,
抗腫瘍剤耐性
,
Bevacizumab
,
Olaparib
,
分子標的治療
,
Rucaparib
,
Niraparib
Keyword:
Drug Resistance, Neoplasm
,
Clinical Trials as Topic
,
Bevacizumab
,
Platinum Compounds
,
Ovarian Neoplasms
,
Neoplasm Recurrence, Local
,
Risk Factors
,
Molecular Targeted Therapy
,
Rucaparib
,
Olaparib
,
Niraparib
pp.1327-1332
発行日 2021年11月1日
Published Date 2021/11/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022027107
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再発卵巣がんにおいても抗悪性腫瘍薬治療に加え、抗VEGF抗体薬やPARP阻害薬といった分子標的薬による維持療法が導入され、治療成績の改善を認めている。これらの治療法についてplatinum-free intervalによって分類されるカテゴリーに応じて解説する。今後初回治療の多様化より再発時の治療法が変化していくことが予想される。われわれ臨床医は新しい情報、エビデンスなど日々更新していくことを心がけていかなくてはいけない。
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