特集 少子化時代における就労女性の不妊治療
タイミング療法とhCGまたはGnRH投与
齊藤 英和
1
,
内田 崇史
,
辰巳 賢一
1梅ヶ丘産婦人科
キーワード:
Chorionic Gonadotropin
,
性腺刺激ホルモン放出ホルモン
,
超音波診断
,
排卵誘発
,
治療成績
,
排卵予測
Keyword:
Ultrasonography
,
Ovulation Induction
,
Chorionic Gonadotropin
,
Treatment Outcome
,
Gonadotropin-Releasing Hormone
,
Ovulation Prediction
pp.1433-1438
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2022034116
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タイミング療法は仕事をされている人にとっても、比較的受けやすい治療法であるので、不妊初期検査結果で治療の適応があれば、第一に選択する方法である。また、排卵推定日1日だけを指導するのではなく、精子の卵管膨大部での生存日数も考慮して、排卵推定日の2~3日前より、複数回試みることができるように指導し、精神的なストレスを軽減することも大切である。若い症例では回数を多く治療されてもよいが、高齢な症例または抗ミュラー管ホルモン(AMH)が低い症例では、早めのステップアップを考慮することが重要である。
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