特集 骨盤臓器脱(POP)のすべて-診断と治療の最前線-
治療各論 骨盤臓器脱の治療法 ロボット支援腹腔鏡仙骨腟固定術(RSC)
佐々木 徹
1
,
西 洋孝
1東京医科大学 産科婦人科学分野
キーワード:
治療成績
,
認定(組織・機関)
,
骨盤内臓器脱
,
手術時間
,
ロボット手術
,
腟固定術
Keyword:
Accreditation
,
Treatment Outcome
,
Operative Time
,
Robotic Surgical Procedures
,
Pelvic Organ Prolapse
pp.1113-1118
発行日 2021年9月1日
Published Date 2021/9/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00525.2021321221
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近年、米国では腹腔鏡仙骨腟固定術(LSC)を高難度たらしめる縫合結紮および骨盤深部の操作に対する優越性、修練性の高さから、骨盤臓器脱(POP)に対してロボット支援腹腔鏡仙骨腟固定術(RSC)が増加している。わが国においても2020年度よりPOPに対するRSCの保険収載がなされ、手術支援ロボットを有する多くの施設で施行可能な術式となった。RSCはPOPに悩む患者および手術を担当する医療者に対してもメリットがあることから、今後急速に普及するものと思われる。
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