Special feature カテーテル関連血流感染症予防の最新知見
■おさえるべき血流感染予防の指針
❶血管内留置カテーテル関連感染予防のためのCDCガイドライン―2017年部分改訂
森兼 啓太
1
1山形大学医学部附属病院検査部 部長 病院教授/感染制御部 部長
pp.7-13
発行日 2024年1月15日
Published Date 2024/1/15
DOI https://doi.org/10.34426/ict.0000000440
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血管内留置カテーテルは現代の医療において非常に重要なデバイスであり,水分補給や高カロリー栄養・各種薬剤の投与,血管内圧モニタリングなど様々な用途に使用されている。その一方で,無菌的な血管内と外界を隔てる皮膚バリアを貫くため,血管内留置カテーテルに関連した感染症(catheter-related bloodstream infection:CRBSI)のリスクが増加する。
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