Special feature 実践力を強化 標準予防策のトレンド
■Detailed 各論でみる標準予防策のトレンド―最新知見と実践テクニック
❹患者配置
寺坂 陽子
1
,
泉川 公一
2,3
1長崎大学病院 国際医療センター1階病棟 看護師長 感染症看護専門看護師
2長崎大学病院 感染制御教育センター センター長
3長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 臨床感染症学分野 教授
pp.30-34
発行日 2021年1月25日
Published Date 2021/1/25
DOI https://doi.org/10.34426/ict.0000000204
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2007年に米国疾病管理予防センター(CDC)により公開された『隔離予防策のためのガイドライン 2007』は,医療関連施設における感染対策の基本として知られ,世界中で広く活用されている。その要とも言える標準予防策の構成要素の1つである「患者配置」に関する勧告は,本ガイドラインの前身である1996年公開の『隔離予防策のためのガイドライン』にも存在し,重要な対策として位置付けられてきた。
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