特集 血流感染予防の最新知見が示す 血管内留置カテーテル管理の極意
最新のCDCガイドライン・INS Standards of Practiceを検証する 国内の現場実情と比較しながら
野呂 浩史
1
1地域医療機能推進機構大阪病院 外科
キーワード:
Chlorhexidine
,
中心静脈カテーテル法
,
消毒
,
皮膚
,
末梢カテーテル法
,
アメリカ疾病管理センター
,
診療ガイドライン
,
カテーテル感染
Keyword:
Catheterization, Central Venous
,
Catheterization, Peripheral
,
Centers for Disease Control and Prevention, U.S.
,
Chlorhexidine
,
Disinfection
,
Skin
,
Practice Guidelines as Topic
,
Catheter-Related Infections
pp.203-210
発行日 2017年7月15日
Published Date 2017/7/15
DOI https://doi.org/10.34426/J04878.2017321460
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血管内留置カテーテルに関連する血流感染は古くて新しい問題である。
2016年に,日本でも多くの施設が参考としている米国輸液看護協会(INS:Infusion Nurse Society)のStandards of Practiceがreviseされた。
この機会に,実臨床の現場にて多数のカテーテル留置・管理に携わり感じていること,米国発のガイドラインと国内実情の差異を,感染の専門家ではない立場から述べさせて頂き,様々な御意見を頂き,議論の喚起を期待したい。
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