日本看護協会
副会長活動ダイジェスト
任 和子
1
,
山本 則子
1
,
勝又 浜子
1
1日本看護協会 副会長
pp.3-3
発行日 2026年1月20日
Published Date 2026/1/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002463
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- 文献概要
看護の力を広げる医療DXという考え方
医療DXやAIという言葉を耳にする機会が増え、「これから看護の仕事はどうなっていくのだろう」と感じている方も多いのではないでしょうか。AIが人の代わりに仕事をする時代になるのでは、という不安の声を聞くこともあります。けれども私は、医療DXやAIは、看護の仕事を減らすためのものではなく、看護の力を広げてくれる存在だと考えています。例えば、忙しい日々の中で、十分に看護記録に書ききれなかった大切なことを、AIの力で整理し、必要な相手にわかりやすく伝えられれば、看護の力はむしろ強まります。多岐にわたる複雑な業務をAIなどの技術に手伝ってもらうことで、人に向き合い、考え、寄り添う時間により注力できるようになります。タスク・シフト/シェアも、役割を分け合い、看護職が大切にしてきたケアや判断に集中し、その力を広げていくための考え方です。立ち止まりながら考え、一歩ずつ前へ進み、新しい力を取り込みながら看護のあり方をつくり直す時代に入ってきたのだと感じています。
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