【連載】映画と、生きるということ(21)
心の機微をユーモラスに描く 『アパートの鍵貸します』
宇梶 智子
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1医療法人社団 一心会初富保健病院 看護部長/認定看護管理者
pp.74-75
発行日 2025年8月20日
Published Date 2025/8/20
DOI https://doi.org/10.32181/jna.0000002252
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- 文献概要
舞台は1950年代のニューヨーク。主人公は大手保険会社に勤める独身で平社員の〈バクスター〉。彼の自宅アパートの鍵は、社内の課長たちとバクスターの間で忙しなく行き来しています。なぜなら、課長たちが浮気相手との密会場所に使用しているから。それと引き換えに、課長たちは人事部長の〈シェルドレイク〉にバクスターの係長昇進を薦めていました。
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