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感染症専門医不在施設のAST活動―臨床検査技師の立場から
加地 大樹
1
1国保君津中央病院 医療技術局 臨床検査科
pp.768-770
発行日 2024年7月15日
Published Date 2024/7/15
DOI https://doi.org/10.32118/mt52070768
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はじめに
国保君津中央病院(以下,当院)は千葉県内房地区の基幹病院として,救急医療,周産期・小児医療などにおける医療連携体制の中核を担っており,千葉県のドクターヘリ基地病院として当医療圏のみならず県内広域をカバーしている.また,感染対策向上加算1の取得施設として,地域の医療機関などと連携し感染対策に努めている.感染制御部(大部分が他部署と兼任)は医師2名〔インフェクションコントロールドクター(ICD)1名〕,看護師〔感染管理認定看護師(CNIC)〕2名,薬剤師2名〔感染制御専門薬剤師(ICPS)1名〕,臨床検査技師〔感染症制御認定微生物検査技師(ICMT)〕2名,事務1名で,抗菌薬適正使用支援チーム(AST)および感染対策チーム(ICT)の活動を行っている.
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