リハビリテーション関連学会に行ってみよう!
11.日本精神障害者リハビリテーション学会
内野 俊郎
1
,
吉田 光爾
2
,
山口 創生
3
1久留米大学病院臨床研修センター
2東洋大学大学院ライフデザイン学研究科
3国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所 精神保健・法制度研究部
キーワード:
精神障害リハビリテーション
,
社会参加 (ICF・participation)
,
当事者参画
,
多様性
Keyword:
精神障害リハビリテーション
,
社会参加 (ICF・participation)
,
当事者参画
,
多様性
pp.426-429
発行日 2026年4月15日
Published Date 2026/4/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr035040426
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
リハビリテーションは,障害や疾患の種別を超えて環境との相互作用の中で,生活機能の回復・維持および社会参加の促進を目的とする包括的実践である 1).身体リハビリテーション領域においては,ICFの枠組みが臨床および研究の基盤として定着し,心身機能のみならず,活動・参加,環境因子を含めた多面的理解が重視されている.精神障害者リハビリテーションも,こうした包括的リハビリテーション観と軌を一にしつつ発展してきた分野であるが,その展開には,長期入院,社会的隔離,偏見や差別といった精神障害特有の歴史的・社会的条件が強く影響してきた.特に精神障害の場合,症状の寛解と生活機能の回復,社会参加の進展が必ずしも同時に進行しないことが多く,リハビリテーションの時間軸が身体リハビリテーションとは異なる様相を呈する点に特徴がある.

Copyright© 2026 Ishiyaku Publishers,Inc. All Rights Reserved.

