最新版! 摂食嚥下機能評価―スクリーニングから臨床研究まで
10.VFの手順と(食物を用いた)評価(日本摂食嚥下リハビリテーション学会)
武原 格
1
1東京都リハビリテーション病院リハビリテーション科
キーワード:
嚥下造影検査
,
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
,
簡易版
,
詳細版
,
評価
Keyword:
嚥下造影検査
,
日本摂食嚥下リハビリテーション学会
,
簡易版
,
詳細版
,
評価
pp.275-279
発行日 2025年3月15日
Published Date 2025/3/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr034030275
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
背景と目的
1990年代後半より,摂食嚥下障害への関心が高まり, 病院や施設, 在宅での取り組みが急速に普及し始めた.しかし, 摂食には誤嚥や窒息という生命に直結する危険をはらんでいるため,その病態や食物の嚥下動態を的確に評価することが不可欠である.嚥下造影検査(videofluoroscopic examination of swallowing;VF)は大変有力な情報を与えるものの,その方法は統一性を欠いており,的確な評価がなされていない可能性があり,信頼性の面でも問題があると懸念される状況になっていた.

Copyright© 2025 Ishiyaku Pub,Inc. All rights reserved.