地域リハビリテーションの現状と今後
5.新しい地域リハビリテーション支援体制での地域リハビリテーション
佐藤 吉沖
1
1医療法人銀門会 甲州リハビリテーション病院
キーワード:
地域リハビリテーション
,
療法士派遣システム
,
地域づくり
,
人材育成
,
医師会連携
Keyword:
地域リハビリテーション
,
療法士派遣システム
,
地域づくり
,
人材育成
,
医師会連携
pp.168-172
発行日 2024年2月15日
Published Date 2024/2/15
DOI https://doi.org/10.32118/cr033020168
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
新しい地域リハビリテーション支援体制
令和3(2021)年3月に「地域包括ケアシステム構築に向けた地域リハビリテーション体制整備マニュアル」 1)が一般社団法人日本リハビリテーション病院・施設協会から発行された.マニュアルによると地域リハビリテーション支援体制は都道府県リハビリテーション協議会,都道府県リハビリテーション支援センター(以下,県リハ支援センター)と地域リハビリテーション広域支援センター(以下,広域支援センター)を基軸とした地域リハビリテーション支援体制の構築が提案されている.山梨県も以前は同様の仕組みで地域リハビリテーション支援体制が構築され運用されていた.しかしながら,令和3年に山梨県から提案された地域リハビリテーション支援体制ではいくつかの点で変更されていた.見直しのポイントは以下のとおりであった(図1).
Copyright© 2024 Ishiyaku Pub,Inc. All rights reserved.