がんの栄養治療・栄養指導 いま改めて考え,拓く
【Part7 がん緩和医療の栄養管理】終末期の在宅栄養管理
児玉 佳之
1
Yoshiyuki Kodama
1
1こだま在宅内科緩和ケアクリニック
pp.857-860
発行日 2025年5月25日
Published Date 2025/5/25
DOI https://doi.org/10.32118/cn146060857
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Key Point
在宅で安全にHPN ,HENを実施するためには,在宅での特徴をしっかり把握し,多事業所が一体 となって地域一体型NSTをつくり,合併症なく栄養療法を行うことが求められる.
がん終末期でHPN,HENを実施している患者においても少しでも経口摂取が可能であれば経口摂取を併用する.
在宅における栄養管理のアウトカムは,アルブミン値や総リンパ球数ではなく,患者・家族の「QOL」である.

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