疾患・病態別のポイントがわかる! 栄養指導オールガイド
【疾患・病態に応じた栄養指導のポイント】11 統合失調症の栄養指導
石岡 拓得
1
,
加藤 望
1
,
葛西 亜紀
1
,
吹田 沙彩
1
Takue Ishioka
1
,
Nozomi Kato
1
,
Aki Kasai
1
,
Saya Fukita
1
1弘前愛成会病院栄養科
pp.896-900
発行日 2024年5月25日
Published Date 2024/5/25
DOI https://doi.org/10.32118/cn144060896
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Key Point
統合失調症患者は食事の問題以外にも,骨格筋量減少,筋力や身体機能などが低下しているとの報告がある.その影響で安静時エネルギー消費量も健常者に比較すると低い傾向にある.
食事の聞き取りなどの際,最近の出来事と過去の出来事を混在して話している場合がある.違和感を感じたら,いつの出来事なのか確認することも大切である.
統合失調症患者はコーヒー,カフェオレ,ミルクティーなどカフェインを多く含む飲料を好む傾向がある.なかには砂糖を多く含むものもあるので,これらの摂取量も忘れずに評価する.
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