Japanese
English
第1土曜特集 希少遺伝性疾患の最前線 科学と社会をつなぐ
はじめに
Introduction
松本 直通
1
Naomichi MATSUMOTO
1
1横浜市立大学大学院医学研究科遺伝学
pp.885-885
発行日 2026年3月7日
Published Date 2026/3/7
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296100885
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
これまで「診断できない」「治療法がない」とされてきた希少遺伝性疾患の分野は,いま大きな変化の時期を迎えている.ゲノム解析技術の進歩,医療のデジタル化やAIの活用,そして患者・家族を含む社会全体の関心の高まりによって,希少遺伝性疾患はもはや孤立した存在ではなく,医療の新しい可能性を切り開く先端的な領域となりつつある.国際的な研究連携や市民参加型の取り組みも進み,希少遺伝性疾患と社会との関わり方は大きく変わってきている.いま求められているのは,個々の疾患そのものだけでなく,その背景にある制度や倫理,患者の生活との関係にまで目を向けることである.
Copyright © 2026 Ishiyaku Publishers,Inc. All Rights Reserved.

