Japanese
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特集 がんの支持療法と学際的連携
薬剤性間質性肺疾患の診断と治療
Diagnosis and treatment of drug-induced interstitial lung disease
和久井 大
1
Hiroshi WAKUI
1
1東京慈恵会医科大学 内科学講座 呼吸器内科
キーワード:
薬剤性肺障害
,
薬剤性間質性肺疾患(D-ILD)
,
抗悪性腫瘍薬
,
免疫チェックポイント阻害薬(ICI)
Keyword:
薬剤性肺障害
,
薬剤性間質性肺疾患(D-ILD)
,
抗悪性腫瘍薬
,
免疫チェックポイント阻害薬(ICI)
pp.195-200
発行日 2026年1月17日
Published Date 2026/1/17
DOI https://doi.org/10.32118/ayu296030195
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がん診療の進歩はめざましく,次々と有効な薬剤が登場するなかで,薬剤性間質性肺疾患(D-ILD)のマネジメントはとても重要である.日本人はD-ILDの頻度が高い傾向にあり,重症化すると致死的となるため,早期に発見し,被疑薬を中止してGradeと画像パターンに基づいて速やかにステロイド治療を開始することが求められる.D-ILDを早期に発見するためには,治療前に既存の間質性肺疾患(ILD)の有無を評価し,SpO2,KL-6やSP-Dを測定しておくこと,治療中は定期的にSpO2,KL-6やSP-Dと胸部X線を評価すること,D-ILDの発症を疑った際には呼吸器内科と速やかに連携して感染症や心不全などの鑑別疾患を除外することが重要である.

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