特集 肺に淡い陰影が広がっていたらどう診断するか?
薬剤性肺障害を疑うとき
遠藤 正浩
1
,
朝倉 弘郁
1
1静岡県立静岡がんセンター画像診断科
キーワード:
薬剤性肺障害
,
CT
,
びまん性すりガラス影
,
ニューモシスチス肺炎
Keyword:
薬剤性肺障害
,
CT
,
びまん性すりガラス影
,
ニューモシスチス肺炎
pp.439-449
発行日 2019年3月25日
Published Date 2019/3/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000001087
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薬剤性肺障害の特徴的な画像所見は,両側性のびまん性,または斑状の広範なすりガラス影とコンソリデーションである.非区域性分布を呈し,すりガラス影内に網状影や牽引性気管支拡張が認められる場合もある.まずは薬剤性肺障害を疑い,他疾患を除外した上で,医療面接・検査結果と画像診断を総合して診断していく必要がある.
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