特集 院内発症の肺病変―感染症 vs. 非感染症―
肺癌治療に伴う肺病変 −薬剤性肺障害を中心に−
負門 克典
1
,
佐藤 嘉尚
1
,
中野 祥子
2
,
鈴木 涼子
3
1がん研究会有明病院画像診断部
2がん研究会有明病院核医学部
3がん研究会有明病院放射線治療部
キーワード:
薬剤性肺障害
,
分子標的薬
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
放射線肺障害
Keyword:
薬剤性肺障害
,
分子標的薬
,
免疫チェックポイント阻害薬
,
放射線肺障害
pp.178-188
発行日 2021年1月25日
Published Date 2021/1/25
DOI https://doi.org/10.15105/GZ.0000002065
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薬剤性肺障害の画像は多彩であり,非特異的なことも多いが,画像パターンに当てはめることが鑑別の手がかりになる.対処が急がれるびまん性肺胞傷害(DAD)の診断が重要である.除外診断であることから,それぞれに鑑別すべき病態を理解する必要がある.放射線肺障害の診断では,線量分布図の確認が何よりも重要である.
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