Japanese
English
特集 新規がん免疫療法としてのT-cell engagerの進歩と可能性
はじめに
Introduction
吉田 達哉
1,2,3
Tatsuya YOSHIDA
1,2,3
1国立がん研究センター中央病院呼吸器内科
2同先端医療科
3臨床開発推進部門トランスレーショナルリサーチ推進部トランスレーショナルリサーチ推進室
pp.481-481
発行日 2024年8月17日
Published Date 2024/8/17
DOI https://doi.org/10.32118/ayu290060481
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- Abstract 文献概要
近年,抗PD-1(programmed cell death 1)抗体,抗PD-L1(programmed cell death-ligand 1)抗体,抗CTLA-4(cytotoxic T-lymphocyte-associated protein 4)抗体などの免疫チェックポイント阻害薬(immune checkpoint inhibitor:ICI)の登場により,がん患者の予後は飛躍的に改善してきた.しかし,ICIはすべてのがん患者に効果を示すわけではなく,効果を示さないがん患者の予後は依然として厳しく,新たな治療法の開発が待ち望まれていた.
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