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連載 遺伝カウンセリング――その価値と今後・Vol.11
海外の認定遺伝カウンセラー,認定遺伝カウンセラー制度
The global state of genetic counselors and genetic counseling practice
松川 愛未
1
Manami MATSUKAWA
1
1国立がん研究センター中央病院遺伝子診療部門
キーワード:
認定遺伝カウンセラー
,
認定遺伝カウンセラーの養成
,
認定遺伝カウンセラー制度
Keyword:
認定遺伝カウンセラー
,
認定遺伝カウンセラーの養成
,
認定遺伝カウンセラー制度
pp.311-316
発行日 2024年1月27日
Published Date 2024/1/27
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28804311
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◎近年遺伝医療の拡大により,認定遺伝カウンセラーの国際的な認知度が高まりつつある.認定遺伝カウンセラーの資格制度に関する国家間の違いはあるものの,修士レベルの遺伝カウンセラー養成コースが国際標準となりつつあり,認定制度の確立,資格の保証についてはそれぞれの国で整備が進められている.どの国でも,臨床で働く認定遺伝カウンセラーの割合が多い傾向にあるが,認定遺伝カウンセラーが遺伝医療の専門家として研究に従事したり,検査ラボ,企業,行政等で活躍する機会も増加している.今後国境を越えた認定遺伝カウンセラーの交流と活躍が期待されるとともに,認定遺伝カウンセラーの質の担保と資格保証が進むことが望まれる.
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