Japanese
English
特集 肺癌に対する薬物治療の最前線
はじめに
Introduction
前門戸 任
1
Makoto MAEMONDO
1
1自治医科大学 内科学講座呼吸器内科学部門
pp.477-477
発行日 2023年11月18日
Published Date 2023/11/18
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28707477
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
コロナ禍が日常生活を大きく変えてしまった3年間であったが,2023年5月より5類対応となり,ようやく日常生活を取り戻しつつある.新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は呼吸器領域が中心ではあるが,多くの施設では,呼吸器科だけでなく施設全体が一丸となって対応してきたものと思われる.COVID-19の影響は多岐に及び,命にかかわる癌領域においてもその影響は避けられなかった.特に肺癌検診の受診者は,2020年にはその前年から約30%の減少が認められている.それに起因するであろう早期肺癌の減少,肺癌生存率の低下には,今後注視していかなければならない.
Copyright © 2023 Ishiyaku Pub,Inc. All Rights Reserved.