発行日 2005年1月1日
Published Date 2005/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00974.2005074307
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肺癌は約半数が無症状で発見され,症状がある場合でも必ずしも呼吸器症状で発見される場合ばかりではなく,癌転移の症状を含めると多彩である.肺癌は頻度の高い疾患であり,まず疑うことが重要である.肺癌を疑った場合の腫瘍マーカーとして,組織型の予想も含めCEA,SLX,SCC,CYFRA,Pro GRP,NSEが有用である.肺癌の細胞診・組織診用検体の採取には,気管支鏡検査,経皮的肺生検,手術のうちそれぞれの診断率,合併症を考慮し選択する必要がある
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