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第1土曜特集 AIホスピタルの社会実装
内視鏡AI操作支援技術の研究開発
The study and development of AI endoscope operation support technology
池田 裕一
1
,
上條 憲一
2
Yuichi IKEDA
1
,
Kenichi KAMIJO
2
1オリンパスメディカルシステムズ株式会社メカトロニクス技術開発
2日本電気株式会社 医療ソリューション事業部門
キーワード:
大腸内視鏡
,
人工知能(AI)
,
暗黙知
,
技能分析
Keyword:
大腸内視鏡
,
人工知能(AI)
,
暗黙知
,
技能分析
pp.925-931
発行日 2022年9月3日
Published Date 2022/9/3
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28210925
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大腸内視鏡の検査症例数は増加傾向にある一方で,大腸内視鏡の操作は難易度が高く,医師は高度なスキルを獲得する必要がある.筆者らはセンサー,内視鏡画像による情報および熟練内視鏡医の持つ高い技能(暗黙知)を分析し,AI(人工知能)によって適切な操作を推定する内視鏡AI操作支援技術を開発し,実証試験による研究評価を計画している.この技術の実用化によって熟練医と同等の安全で確実な内視鏡検査が広く行えるようになり,医師の負担や患者の苦痛低減など質の高い内視鏡医療の実現を目指している.さらに内視鏡の操作記録を医療情報データベースに収集,蓄積し,活用の可能性を検討している.
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