Japanese
English
連載 医療DX――進展するデジタル医療に関する最新動向と関連知識・Vol.4
AIを用いた内視鏡画像診断支援
AI-assisted endoscopy
三澤 将史
1
,
工藤 進英
1
Masashi MISAWA
1
,
Shin-ei KUDO
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
キーワード:
上部消化管内視鏡
,
大腸内視鏡
,
胃癌
,
大腸癌
,
食道癌
,
人工知能
,
computer-aided diagnosis
Keyword:
上部消化管内視鏡
,
大腸内視鏡
,
胃癌
,
大腸癌
,
食道癌
,
人工知能
,
computer-aided diagnosis
pp.1094-1099
発行日 2022年12月17日
Published Date 2022/12/17
DOI https://doi.org/10.32118/ayu283111094
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◎人工知能(AI)技術の普及とともに,AIによる画像診断支援の研究開発が盛んである.特に消化器内視鏡領域においては,国内外問わず非常に多くのAIを用いた研究が報告されている.内視鏡の診断支援におけるAIの役割は,主に病変の検出支援と鑑別診断支援の大きく2つに分けられる.いずれにおいてもすでに一部の製品が規制をクリアし市販されており,実臨床においても病変検出能の向上や専門医に匹敵する鑑別診断精度が報告されている.現状ではAIの研究開発は大腸内視鏡領域が先行しており,わが国においても上部内視鏡の診断支援AIの市販が期待される.
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