Japanese
English
特集 希少がんに対する診療提供体制の現状と展望
眼腫瘍の診療提供体制
Medical system for ocular tumors
鈴木 茂伸
1
Shigenobu SUZUKI
1
1国立がん研究センター中央病院眼腫瘍科
キーワード:
希少がん対策ワーキンググループ
,
希少がん情報公開専門病院を探す
,
集約化
,
情報の均てん化
Keyword:
希少がん対策ワーキンググループ
,
希少がん情報公開専門病院を探す
,
集約化
,
情報の均てん化
pp.319-324
発行日 2022年4月23日
Published Date 2022/4/23
DOI https://doi.org/10.32118/ayu28104319
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眼腫瘍は年間発症数3,000人程度の希少がんであり,眼内,眼付属器に種々の腫瘍を生じるため,腫瘍ごとに治療可能な施設が限られる.眼腫瘍を治療する医師は非常に少なく,限られた治療可能施設へ適切に患者を誘導することが重要であり,治療可能施設以上に診療可能施設の情報が重要になる.希少がん対策ワーキンググループで検討を重ね,診療患者数を客観指標として,治療内容,専門医師などの情報をまとめた,「希少がん情報公開専門病院を探す」という専門施設リストを公開し,情報を毎年更新している.医療者・患者双方が参照することで,穏やかな集約化と情報の均てん化を目指している.
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