特集 日本のがん対策 過去・現在・未来—がん対策基本法成立20年を迎えて
患者目線で見たがん診療連携拠点病院・がん患者会が果たした役割
天野 慎介
1
1一般社団法人全国がん患者団体連合会
キーワード:
がん対策基本法
,
がん対策推進基本計画
,
がん診療連携拠点病院
,
均てん化
,
集約化
Keyword:
がん対策基本法
,
がん対策推進基本計画
,
がん診療連携拠点病院
,
均てん化
,
集約化
pp.961-968
発行日 2025年11月15日
Published Date 2025/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.036851870890110961
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ポイント
◆第1期がん対策推進基本計画では、均てん化を中心とした拠点病院制度が構築された。
◆その後のがん対策推進基本計画では、社会的苦痛の軽減、緩和ケアの充実、希少がんや難治がん対策が追加されてきた。
◆国はがん対策基本法とがん対策推進基本計画において均てん化や医療機関の連携・役割分担を進めてきたが、少子化や医療従事者の減少により、今後の拠点病院は一定程度の集約化が求められている。

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