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今月の特集1 関節リウマチ診療の変化に対応する
関節リウマチにおける診療の進歩と臨床検査の対応
The progress of clinical laboratory assessments in rheumatoid arthritis
茂久田 翔
1
,
杉山 英二
1
1広島大学病院 リウマチ・膠原病科
キーワード:
関節リウマチ(RA)
,
結核菌感染症
,
ヒトB型肝炎ウイルス(HBV)感染症
,
ニューモシスチス肺炎(PCP)
Keyword:
関節リウマチ(RA)
,
結核菌感染症
,
ヒトB型肝炎ウイルス(HBV)感染症
,
ニューモシスチス肺炎(PCP)
pp.1004-1009
発行日 2014年9月15日
Published Date 2014/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542104000
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●関節リウマチ(RA)の診断は,他疾患を除外することが前提となる.
●RAの診断は,滑膜炎の存在が必須である.関節超音波やMRIなどの画像診断,および,リウマチ因子(RF),抗CCP抗体,CRP,赤血球沈降速度(ESR)などの血液検査を行い,総合的に判断される.
●現在のRAの治療は,免疫抑制療法が主体となっており,日和見感染症〔結核,ヒトB型肝炎ウイルス(HBV)肝炎の再活性化,ニューモシスチス肺炎(PCP)など〕に注意しなければならない.
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