特集 肝疾患エキスパートブック 栄養管理に活かすための最新情報
(Part 5)ウイルス性慢性肝疾患 C型肝炎ウイルス排除後の生活指導
法水 淳
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1労働者健康安全機構大阪労災病院 消化器内科・肝臓内科
キーワード:
Branched-Chain Amino Acids
,
亜鉛
,
肝炎-C型
,
肝硬変
,
抗ウイルス剤
,
診療ガイドライン
,
栄養指導
,
生活指導
Keyword:
Practice Guidelines as Topic
,
Zinc
,
Amino Acids, Branched-Chain
,
Antiviral Agents
,
Liver Cirrhosis
,
Hepatitis C
pp.618-623
発行日 2021年9月25日
Published Date 2021/9/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2022003487
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<Key Point>・昨今の経口抗ウイルス薬の進歩にともない、C型肝炎ウイルス(HCV)を短期間で比較的安全に、しかも高率に排除することが可能となった。・肝機能が正常な状態から非代償性肝硬変まで治療が可能となった現在では、HCV排除前の肝機能に応じた治療や生活指導が必要となる。・HCV排除後は、肝機能を維持し肝癌の発症を抑える、もしくは初期の段階で肝癌を発見することが最大の目標となる。・とくに非代償性肝硬変や代償性肝硬変の患者には、肝硬変に準じた栄養管理、生活指導が必要である。
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