特集 ウイルス肝炎アップデート
B型・C型肝炎の治療と予防 B型肝炎ウイルスの再活性化
梅村 武司
1
1信州大学 医学部内科学第二教室(消化器内科)
キーワード:
ウイルス活性化
,
肝炎-B型
,
肝炎-C型
,
B型肝炎ウイルス
,
危険因子
,
抗ウイルス剤
,
保菌者状態
,
免疫抑制療法
,
診療ガイドライン
,
免疫学的抗腫瘍剤
Keyword:
Carrier State
,
Virus Activation
,
Immunosuppression Therapy
,
Hepatitis B
,
Hepatitis B virus
,
Antineoplastic Agents, Immunological
,
Hepatitis C
,
Practice Guidelines as Topic
,
Risk Factors
,
Antiviral Agents
pp.215-220
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.34433/J00697.2020162741
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<Headline>1 B型肝炎ウイルス(HBV)キャリアだけでなく、既往感染者も化学療法・免疫抑制療法でHBV再活性化を起こす場合がある。2 既往感染者からのHBV再活性化に起因する肝炎はde novo B型肝炎であり、重症化して予後が不良である。3 再活性化の予防には肝臓学会が発表しているガイドラインを遵守する。新規薬剤の使用症例を蓄積してリスクの解析をすることが重要である。
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