特集 肝疾患エキスパートブック 栄養管理に活かすための最新情報
(Part 1)肝硬変 肝硬変に対する栄養療法の実際
清水 雅仁
1
,
華井 竜徳
,
西村 佳代子
1岐阜大学 大学院医学系研究科
キーワード:
Branched-Chain Amino Acids
,
エネルギー摂取量
,
肝硬変
,
食事性タンパク質
,
栄養管理
Keyword:
Dietary Proteins
,
Energy Intake
,
Amino Acids, Branched-Chain
,
Liver Cirrhosis
,
Nutrition Therapy
pp.440-444
発行日 2021年9月25日
Published Date 2021/9/25
DOI https://doi.org/10.32118/J01532.2022003456
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<Key Point>・肝硬変患者の低栄養や肥満は、予後やQOLの悪化につながるため、栄養状態を適切に評価し、診断早期より積極的に栄養療法を行う必要がある。・肝硬変患者の必要エネルギー・たんぱく質摂取量は、肝硬変の合併症(肝性脳症、腹水、耐糖能異常、サルコペニアなど)を評価し設定する。・肝硬変の栄養療法として分割食や就寝前エネルギー投与が有用であり、分岐鎖アミノ酸製剤をキードラッグとして用いる。
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