Japanese
English
特集 神経症状を伴う皮膚病~重要な合併症を見逃さない~
臨床例
多菌型ハンセン病
A case of multibacillary leprosy
武田 浩一郎
1
,
玉井 真理子
1
,
佐藤 浩子
1
,
米倉 健太郎
1
,
本間 葉子
2
,
阿戸 学
3
Koichiro Takeda
1
,
Mariko Tamai
1
,
Hiroko Sato
1
,
Kentaro Yonekura
1
,
Yoko Honma
2
,
Manabu Ato
3
1公益財団法人今村総合病院皮膚科
2福岡県済生会八幡総合病院皮膚科
3国立感染症研究所ハンセン病研究センター感染制御部
1Department of Dermatology, Imamura General Hospital
2Department of Dermatology, Saiseikai Yahata General Hospital
3Department of Mycobacteriology, Leprosy Research Center, National Institute of Infectious Diseases
キーワード:
ハンセン病
,
Ridley-Jopling分類
,
少菌型
,
多菌型
Keyword:
ハンセン病
,
Ridley-Jopling分類
,
少菌型
,
多菌型
pp.1074-1078
発行日 2023年12月1日
Published Date 2023/12/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000003572
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・インドネシア出身の男性が日本滞在中に発症したハンセン病の1例である.
・病理組織像より多菌型(multibacillary:MB)ハンセン病と診断した.
・組織球内に多数の断裂したらい菌と思われる像がみられた.
・MB型ハンセン病であるが,病理組織学的には少菌型(paucibacillary:PB)にみられる,らい菌に対する免疫反応を示す像がみられたことが特徴的な症例である.
(「症例のポイント」より)
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