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特集 遺伝性疾患と遺伝カウンセリング
総説
遺伝性疾患と遺伝カウンセリング
Genetic disease and genetic counseling
国定 充
1
Makoto Kunisada
1
1神戸大学大学院医学研究科内科系講座皮膚科学分野
1Department of Dermatology, Kobe University Graduate School of Medicine
キーワード:
非指示性
,
家系図
,
再発率
,
保因者診断
,
二次的所見
Keyword:
非指示性
,
家系図
,
再発率
,
保因者診断
,
二次的所見
pp.192-197
発行日 2022年3月1日
Published Date 2022/3/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002853
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●遺伝カウンセリングの前にはリスク評価を含めた疾患の情報収集に十分な時間をかけ,カウンセリング中も来談者から個別の背景などを考慮しながら傾聴し,家系図作成などを進める.
●来談者とはラポール(rapport)の形成がまず必要かつ重要となる.そのためには非指示性の説明を心がけ,非言語性のコミュニケーションにも気を配る.
●疾患発症のリスク計算のほか,治療法・予防法のない疾患の発症前診断,常染色体劣性遺伝性疾患の保因者診断,二次的所見の扱いなど相談内容の対応について解説する.
(「ポイント」より)
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