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特集 新時代を迎えたアトピー性皮膚炎
臨床例
デュピルマブが,アトピー性皮膚炎の患者でのアセチルコリンを用いた発汗誘発試験に与える影響
The effect of dupilumab on the measurement of quantitative sudomotor axon reflex test in patients with atopic dermatitis
中村 俊介
1
,
本多 舞
1
,
竹中 基
1
,
室田 浩之
1
Syunsuke Nakamura
1
,
Mai Honda
1
,
Motoi Takenaka
1
,
Hiroyuki Murota
1
1長崎大学病院皮膚科・アレルギー科
1Department of Dermatology, Nagasaki University Hospital
キーワード:
アトピー性皮膚炎
,
発汗
,
デュピルマブ
Keyword:
アトピー性皮膚炎
,
発汗
,
デュピルマブ
pp.890-895
発行日 2020年10月1日
Published Date 2020/10/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000002162
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・アトピー性皮膚炎(atopic dermatitis:AD)では発汗の異常低下が報告されてきた.また,デュピルマブによる発汗の改善作用に期待が寄せられている.
・アセチルコリンを用いた発汗誘発試験(quantitative sudomotor axon reflex test:QSART,施設内基準値:0.5~1.5mg/5min)に対して,デュピルマブが与える影響について検討を行った.
・今回,経験した2症例について若干の考察を交えて報告する.
(「症例のポイント」より)
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