Japanese
English
特集 医療現場における皮膚障害
臨床例
塩酸リドカインによる接触皮膚炎
A case of allergic contact dermatitis due to lidocaine hydrochloride
梅田 真希
1
,
峠岡 理沙
1
,
丸山 彩乃
1
,
井岡 奈津江
1
,
益田 浩司
1
,
加藤 則人
1
Maki Umeda
1
,
Risa Mineoka
1
,
Ayano Maruyama
1
,
Natsue Ioka
1
,
Koji Masuda
1
,
Norito Katoh
1
1京都府立医科大学大学院医学研究科皮膚科学
1Department of Dermatology, Kyoto Prefectural University of Medicine Graduate School of Medical Science
キーワード:
接触皮膚炎
,
塩酸リドカイン
,
局所麻酔薬
,
交叉反応
,
カインミックス
Keyword:
接触皮膚炎
,
塩酸リドカイン
,
局所麻酔薬
,
交叉反応
,
カインミックス
pp.202-205
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000001961
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・塩酸リドカインによる接触皮膚炎を経験した.
・院内製剤の7%リドカインクリームとその主成分である塩酸リドカインのパッチテストで陽性反応を示した.
・ジャパニーズスタンダードアレルゲンのカインミックスはパッチテストで陰性であった.
・塩酸リドカインを含む市販薬の増加に伴い,接触皮膚炎の報告が今後増える可能性があり,注意が必要である.
(「症例のポイント」より)
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