Japanese
English
特集 日常に潜む接触皮膚炎
臨床例
アミノキノリン誘導体による職業性接触皮膚炎症候群
Occupational contact dermatitis syndrome due to aminoquinoline derivatives
杉浦 真理子
1
,
杉浦 啓二
1
,
柴田 英治
2
Mariko Sugiura,
1
,
Keiji Sugiura,
1
,
Eiji Shibata,
2
1第一クリニック皮膚科・アレルギー科
2愛知医科大学医学部衛生学講座
1Environmental Dermatology & Allergology, Daiichi Clinic
2Department of Hygiene, Aichi Medical University
キーワード:
接触皮膚炎症候群
,
接触皮膚炎
,
職業
,
アミノキノリン誘導体
,
オープンテスト
,
48時間クローズドパッチテスト
,
交叉反応
Keyword:
接触皮膚炎症候群
,
接触皮膚炎
,
職業
,
アミノキノリン誘導体
,
オープンテスト
,
48時間クローズドパッチテスト
,
交叉反応
pp.64-67
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000001916
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・アミノキノリン誘導体による職業性接触皮膚炎症候群の1例を報告した.
・診断のための検査は,オープンテストと48時間クローズドパッチテストで行った.
・検査濃度は,農薬の皮膚テスト濃度を参考に決定した.
・症例はニトロキノリン誘導体で感作成立し,アミノキノリン誘導体で惹起されたと考えた.
・特殊な物質を扱うときには,物質の危険性を理解し,十分な防護が重要である.
(「症例のポイント」より)
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