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特集 見逃してはいけない薬疹
臨床例
UFT-E配合顆粒による光線過敏型薬疹
A case of photosensitive drug eruption by UFT
廣瀬 康昭
1
Yasuaki Hirose
1
1高知県立あき総合病院皮膚科
1Division of Dermatology, Aki General Hospital
キーワード:
UFT
,
光線過敏型薬疹
,
光毒性反応
,
光アレルギー性反応
Keyword:
UFT
,
光線過敏型薬疹
,
光毒性反応
,
光アレルギー性反応
pp.122-125
発行日 2020年2月1日
Published Date 2020/2/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000001936
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・UFT-E配合顆粒[テガフール・ウラシル配合剤(以下,UFT)]による光線過敏型薬疹で光線の作用波長はUVAとUVBの両者に反応がみられた.
・光線過敏型薬疹はその発症機序として光毒性反応と光アレルギー性反応に分けられるが,自験例では両者の鑑別が困難であった.
・UFTは消化器系悪性腫瘍,とくに腺癌でよく使用されている抗癌剤であり,自験例のような症例に日常遭遇する機会はまれではないので注意が必要である.
(「症例のポイント」より)
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