特集 外陰部・肛囲の皮膚病(男性)
臨床例
硬性下疳の3例
中丸 聖
1
,
谷村 裕嗣
1
,
寺井 沙也加
1
,
長野 奈央子
1
,
槇村 馨
1
,
清原 隆宏
1
1関西医科大学総合医療センター皮膚科
キーワード:
硬性下疳
,
梅毒
,
血清反応
Keyword:
硬性下疳
,
梅毒
,
血清反応
pp.1007-1010
発行日 2018年10月1日
Published Date 2018/10/1
DOI https://doi.org/10.24733/pd.0000000228
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
・ 48歳,25歳,37歳,全例男性の3例の典型的な硬性下疳を経験した.・ 全例において,TP抗体価に比して相対的にSTS抗体価が高値であり,亀頭冠部付近に生じる第1期疹であった.・ 症例1および2では,風俗店を介しての感染が推測された.・ 症例1ではJarisch-Herxheimer反応を伴ったが,速やかに消褪した.・ 全例において,アモキシシリン水和物4週間内服が著効した.(「症例のポイント」より)
Copyright © 2018, KYOWA KIKAKU Ltd. All rights reserved.