特集 腋窩の皮膚病
臨床例
成人女性に生じた右腋窩皮下腫瘤
三井 広
1
,
岡本 崇
,
島田 眞路
,
川村 龍吉
1山梨大学 医学部皮膚科学講座
キーワード:
Ethambutol
,
Isoniazid
,
Pyrazinamide
,
Rifampicin
,
腋窩
,
結核-リンパ節
,
腫瘤
,
鑑別診断
,
診断用試薬キット
,
多剤併用療法
,
結核-肺
,
外国人
,
フィリピン
,
インターフェロンガンマ遊離試験
Keyword:
Axilla
,
Diagnosis, Differential
,
Drug Therapy, Combination
,
Ethambutol
,
Isoniazid
,
Rifampin
,
Philippines
,
Pyrazinamide
,
Reagent Kits, Diagnostic
,
Tuberculosis, Lymph Node
,
Tuberculosis, Pulmonary
,
Interferon-gamma Release Tests
pp.477-480
発行日 2018年5月1日
Published Date 2018/5/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2018249804
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<症例のポイント>・比較的まれな発症部位である腋窩結核性リンパ節炎から肺結核が発見された症例である。・わが国では、新規結核患者登録数は減少しているが、外国生まれの結核患者数は実数、割合ともに増加をたどっている。・患者背景を十分に踏まえたうえで鑑別疾患を考えることが、まれな感染性疾患を的確に診断するために必要であることを示唆する症例であった。
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