特集 頸部・項部の皮膚病
臨床例
ペラグラ
濱田 健吾
1
,
有馬 亜衣
,
小川 浩平
,
宮川 史
,
小豆澤 宏明
,
浅田 秀夫
1奈良県立医科大学 皮膚科学教室
キーワード:
ペラグラ
,
Tryptophan
,
アルコール依存症
,
胃腫瘍
,
胃切除
,
静脈栄養
,
頸部
,
下痢
,
紅斑
,
術後合併症
,
鑑別診断
,
生検
,
皮膚炎
Keyword:
Alcoholism
,
Biopsy
,
Diagnosis, Differential
,
Diarrhea
,
Dermatitis
,
Erythema
,
Gastrectomy
,
Neck
,
Parenteral Nutrition
,
Postoperative Complications
,
Pellagra
,
Stomach Neoplasms
,
Tryptophan
pp.273-276
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.24733/J01268.2018202425
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<症例のポイント>アルコール多飲者、消化管術後の患者の露光部に皮疹が出現した際は鑑別診断としてペラグラを念頭に置く。ペラグラはニコチン酸やその前駆物質であるトリプトファンの低下を主体とした栄養素欠乏症である。自験例では血中ニコチン酸値が正常範囲であったが、血中トリプトファン値が低値を示した。
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